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マンガ文化1

前期
火曜日4講時(2:40〜4:10)

講義目的

 「マンガ大国」といわれる日本は世界のどこの社会よりたくさんのマンガを生産し消費し輸出するが、溢れている割に(あるいは溢れているがゆえに)マンガはあまり「学問」の対象とされない。マンガを文学や美術と同じように分析する「批評」もあるし、マンガが与える(と思われる)「影響」やマンガに反映される(と思われる)社会の様子を推測するエッセイ的な評論もあるが、この授業では外国のマンガ事情と比較しながら日本のマンガを歴史と社会の文脈に置いて、その全体像を追及していきたい。

授業内容・授業計画

 マンガなどの資料をOHPで見せながら講義を行う。学生をいくつかのグループに分けてディスカッションをさせることもある。ディベートも一回行うが、参加者にはプラスαの単位が与えられる。(そのかわり、ちゃんと調べて準備してもらわなければいけないが。)授業の最後に感想文を書いてもらう。この感想文は「授業への貢献度」に反映されるが、「出席」ではない。この授業では出席を取らない。

評価方法・評価基準

中間試験(30%)、期末試験(60%)授業への貢献度(10%)。中間試験は選択問題(2点×10問)と小論文(10点×1問、400字程度)。期末試験は選択問題(2点×20問)と小論文(10点×2問、400字ずつ)。

受講生に対する要望

 授業の内容は楽しいし、面白く取り上げるつもりだけれど、決して軽い授業ではない。学生自身が抱いているマンガに対する「常識」を容赦なく解剖してもらいたい。なにより、授業中に遠慮なく発言したり質問したりしてほしい。

授業日程

1) まえおき 7) 中間試験
2) マンガのルーツ/日本マンガ前史 8) 日本マンガ業界構造論
3) 戦前マンガ史 9) 日本マンガの読み方
4) 戦後マンガ史その一 10) 少女マンガ読者論
5) 戦後マンガ史その二 11) 同人誌の世界
6) 戦後マンガ史その三 12) ディベート:有害コミック
  13) まとめ/日本マンガの未来

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マット・ソーン(
文化人類学者
京都精華大学マンガ学部
マンガプロデュース学科
准教授