日本はマンガのハリウッドだと言えるが、アメリカ人がハリウッド映画だけで満足していると同じように、日本人は日本のマンガだけで満足し、外国のマンガを読もうとしない。しかし、コマ割りや吹き出しなどの「現代的マンガ」の生まれ故郷は日本ではなく、アメリカだと言われる。そして今も「均質化」してきた日本のマンガとまったく違う「味」を誇るマンガは世界の各国で作られ、読まれている。アメリカを中心にその外国のマンガの歴史と社会的背景を、日本の事情と比較ながら探っていきたい。
マンガなどの資料をOHPで見せながら講義を行う。学生をいくつかのグループに分けてディスカッションをさせることもある。授業の最後に感想文を書いてもらう。この感想文は「授業への貢献度」に反映されるが、「出席」ではない。この授業では出席を取らない。
中間試験(30%)、期末試験(60%)授業への貢献度(10%)。中間試験は選択問題(2点×10問)と小論文(10点×1問、400字程度)。期末試験は選択問題(2点×20問)と小論文(10点×2問、400字ずつ)。
授業の内容は楽しいし、面白く取り上げるつもりだけれど、決して軽い授業ではない。学生自身が抱いているマンガに対する「常識」を容赦なく解剖してもらいたい。なにより、授業中に遠慮なく発言したり質問したりしてほしい。
| 1) まえおき | 7) コミックブックの衰退 |
| 2) 新聞マンガの黄金時代 | 8) 中間試験 |
| 3) コミックブックの誕生 | 9) 「銀時代」!?1 |
| 4) コミックブックと戦争 | 10) 「銀時代」!?2/アンダーグラウンド |
| 5) 戦後コミックブックブーム1 | 11) グラフィックノベルの登場 |
| 6) 戦後コミックブックブーム2 | 12) ヨーロッパのマンガ |
| 13) インターネットとマンガ/まとめ |